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野坂・集福寺断層帯

 野坂・集福寺(のさか・しゅうふくじ)断層帯は、若狭湾から琵琶湖北方の野坂山 地にかけて分布する活断層帯です。
 野坂・集福寺断層帯は、野坂断層帯と集福寺断層の二つに区分されます。
野坂断層帯は、若狭湾から福井県三方(みかた)郡美浜(みはま)町を経て敦賀市に至る断層帯です。長さは約31kmで、北西−南東方向に延びており、左横ずれかつ北東側が相対的に隆起する逆断層です。
 集福寺断層は、敦賀市から滋賀県伊香(いか)郡西浅井町に至る断層です。長さは約10kmで、北西−南東方向に延びており、左横ずれを主体とする断層です。

※それぞれの図をクリックすると大きく表示されます。
 

 【 断層帯の過去・将来の活動 】  【 将来の地震発生の可能性 】  【 もしこの地震が発生したら 】  【 リンク 】

○断層帯の過去・将来の活動  [上に戻る]
<過去の活動>
 野坂断層帯の最新活動時期は、15−17世紀と推定され、その平均的な活動間隔は、約5千6百−7千6百年もしくはこれらよりも短い間隔であった可能性があります。
 集福寺断層の過去の活動に関する資料は得られていません。
<将来の活動>
 野坂断層帯では、全体が1つの区間として活動し、マグニチュード7.3程度の地震が発生すると推定されます。この場合、2−3m程度の左横ずれと断層の北東側が南西側に対して高まる段差が生じる可能性があります。
 集福寺断層では、マグニチュード6.5程度の地震が発生すると推定され、0.8m 程度の左横ずれが生じる可能性があります。集福寺断層の将来における地震発生の可能性は不明である。

 詳しい内容を知りたい方は、「野坂・集福寺断層帯の評価」( html版 / PDF版(2.5MB) )をご覧下さい。


○将来の地震発生の可能性  [上に戻る]
≪野坂断層帯≫
 地震の規模  : M7.3程度
 地震発生確率: 30年以内に、ほぼ0%もしくはそれ以上  地震発生確率値の留意点
 地震後経過率: 0.04−0.1もしくはそれ以上  地震後経過率とは?
 平均活動間隔: 約5600年−7600年もしくはそれ以下
 最新活動時期: 15−17世紀

≪集福寺断層≫
 地震の規模  : M6.5程度
 地震発生確率: 不明
 平均活動間隔: 不明
 最新活動時期: 不明

 詳しい内容を知りたい方は、「野坂・集福寺断層帯の評価」( html版 / PDF版(2.5MB) )をご覧下さい。


○もしこの地震が発生したら  [上に戻る]

【「詳細法」・「簡便法」とは?】

≪野坂断層帯≫
 【詳細法震度分布】
【ケース1】
【ケース2】
 【簡便法震度分布】


≪集福寺断層≫
 【簡便法震度分布】

 詳しい内容を知りたい方は、 「全国地震動予測地図」 をご覧下さい。

○リンク  [上に戻る]

 地震動予測地図等

 活断層評価等

 地震活動等

 地方自治体等



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