6月1日 埼玉県北部、6月2日 茨城県南部の地震
2007年6月1日07時28分に埼玉県北部の深さ59kmでM4.5(最大震度3)、2日14時43分に茨城県南部の深さ50kmでM4.6(最大震度4)の地震が発生した。2日の地震の発震機構は北西−南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートとの境界で発生した地震である。対して、1日の地震は、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生する地震活動域より深い場所で発生しており、発震機構が北北西−南南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型であることから、フィリピン海プレート内部で発生した地震と考えられる。(
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1923年8月以降、今回の地震の震央付近では、M6クラスの地震が時々発生している。(
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気象庁
【平成19年7月11日第170回地震調査委員会資料 『2007年6月の地震活動の評価』】