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南西諸島周辺の浅発地震

 この領域の深さ60km以浅では、1900年以降現在までに、M7.5以上の地震が、1901年(M7.5)、1938年(M7.2)の2度発生しており、ともに津波を伴いました。
 しかし、このような地震については、地震発生の特性の解明が十分でないことや、領域が広大で次の地震の発生場所を特定できないことから、次の地震の発生確率等は評価されていません。

  ※図をクリックすると大きく表示されます。

 【 南西諸島周辺の浅発地震の過去の発生状況と被害 】  【 リンク 】

○安芸灘〜伊予灘〜豊後水道のプレート内地震の過去の発生状況と被害  [上に戻る]

発生年月日 地震の規模 被害等
1901年6月24日
(明治34)
M7.5 奄美大島近海。震域は広いが、被害は少なく、名瀬市内で石垣の崩壊等の小被害があった。宮崎県細島で高潮を観測し、最大21〜24cmに達した。
1938年6月10日
(昭和13)
M7.7 宮古島北方沖。地震後、小津波が近くの島に到達した。宮古島平良港では地震後10分で津波がきた。波の高さ1.5mで、桟橋の流失などの被害を生じた。この地震は沖縄トラフで発生した浅い地震と考えられる。
(「日向灘および南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価」より)

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