重力の実測値とその緯度の標準重力の差です。通常、重力の検討する際には、海抜0mから測定点までに平均的な岩石が存在すると仮定して、その岩石による引力の影響を取り除く補正を行っています。このような補正を行った重力異常をブーゲー異常と呼びます。地下に高密度の岩石があると、重力値は標準重力値よりも大きくなり、低密度の岩石がある場合は小さくなります。これらに基づき重力値の測定から地下構造を推定することができます。