平成18年7月18日
地震調査研究推進本部政策委員会
総合的かつ基本的な施策の評価に関する小委員会

「地震調査研究の推進について
−地震に関する観測、測量、調査及び研究の推進についての総合的かつ基本的な施策−」
の評価について


 地震調査研究推進本部政策委員会「総合的かつ基本的な施策の評価に関する小委員会」(主査:樋口公啓 東京海上日動火災保険株式会社相談役)では、同本部が総合基本施策に基づき、これまで推進してきた地震調査研究の進捗状況とその成果等について評価を行い、その結果を取りまとめましたので、お知らせ致します。

1 経緯

 平成16年8月 地震調査研究推進本部政策委員会の下に、「地震調査研究の推進について−地震に関する観測、測量、調査及び研究の推進についての総合的かつ基本的な施策−」(平成11年4月)(以下「総合基本施策」と言う。)の評価に関する小委員会を設置することを決定
 総合基本施策の策定から5年が経過し、当面推進すべき地震調査研究の主要な課題に挙げられた地震動予測地図の作成も平成16年度末には、なされることとなった状況等を踏まえ、総合基本施策の進捗状況を改めて確認、その成果について評価を行うことで、今後の同施策の推進に役立てるとともに、その評価結果を次期総合基本施策にも生かすことを目指す。

2 小委員会の構成

 主 査  樋口 公啓 東京海上日動火災保険株式会社相談役
      片山 恒雄 防災科学技術研究所理事長
(平成18年4月から東京電機大学工学部建築学科特別専任教授)
      小泉 成史 株式会社テレビ朝日報道局コメンテーター
      高杉  勲 三重県防災危機管理局長
(平成18年4月から中西 正明三重県防災危機管理部長)
      林  春男 京都大学防災研究所教授
      藤吉洋一郎 大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科教授
  

3 評価の進め方

 平成17年5月第1回小委員会を開催、以降、平成18年6月まで合計9回の会議を開催
 具体的には、現在の地震調査研究の概要や総合基本施策の考え方等について、事務局から説明後、総合基本施策に記載された個々の施策ごとに進捗状況を確認、その際には、政策委員会委員長や地震調査委員会委員長、関係省庁や機関の職員等も出席し、委員からの質疑に対応
 これを基に、

  1. 個々の施策の目標(小目標)の達成度を3段階(A、B、C)
  2. 個々の施策によって目指す上位の目標(中目標)を想定し、その達成度を3段階(a、b、c)
  3. 上記評価結果を踏まえ、個々の施策の今後の展開を3区分(ア、イ、ウ)
で評価
 1、2において、
 3において、 との評価内容を意味する。

 また、評価に付記すべき事項を別欄に文章で記載
 これらの内容を別表で示し、それに先立つ形で、全般的な評価結果の概要やその中で、特に留意すべき点、更には、次期総合基本施策策定に向けて考慮すべきこと等について記述
 以上の内容を平成18年7月18日付けで取りまとめ、公表

4 評価結果の概要

 別紙(pdf 108 KB)のとおり

5 今後の扱い

 8月の政策委員会、地震調査研究推進本部において報告

参 考

 本評価については、次のホームページに掲載