2−7 日本の地震分布
日本で地震が多発するのは、日本列島の周辺に、ユーラシアプレートと北米プレート(オホーツクプレート)という二つの陸のプレート、それに、フィリピン海プレートと太平洋プレートという二つの海洋プレートがひしめいているためです。日本列島周辺の地形を見れば分かるとおり、太平洋側には海溝やトラフが深く刻み込まれています。下の震央分布図には、これらの海溝やトラフで沈み込んだ海洋プレートに沿って地震が起きている様子がはっきり現れています。海洋プレートの沈み込みに従って、大陸に近づくほど震源が深くなっています。図2−10 日本列島周辺の地形
図2−11 日本とその周辺の震央分布