11月20日 福島県沖の地震



2014年11月20日10時51分に福島県沖の深さ46kmでM5.5の地震(最大震度4)が発生した。この地震は発震機構(CMT解)が西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した。
1997年10月以降の活動を見ると、今回の地震の震源付近(領域b)では、M5.0以上の地震が時々発生しており、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」発生以降は地震活動が活発化したが、その後次第に低下してきている。
1923年1月以降の活動を見ると、今回の地震の震央周辺(領域c)では、1938年11月5日にM7.5の地震が発生し、死者1人、負傷者9人、住家全壊4棟、半壊29棟などの被害が生じた。また、この地震により、宮城県花淵で113p(全振幅)の津波が観測された(「日本被害地震総覧」による)。この地震の発生以降、広い範囲でM7程度の地震が数回発生するなど、地震活動が活発になった。


気象庁
平成26年12月9日第271回地震調査委員会資料 『2014年11月の地震活動の評価』