九十九里浜付近の地震活動



九十九里浜付近では、10月25日頃からまとまった地震活動が続いている。これらの地震の震源の深さは20km前後で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生している。主な地震の発震機構解は、概ね北北西−南南東方向に圧力軸を持つ逆断層型である。これまでの最大は、12月3日のM5.2の地震(最大震度4)である。
この領域では、10月下旬から11月上旬にかけて、プレート境界のゆっくりしたすべりが発生していた(国土地理院、防災科学技術研究所)。


気象庁
平成24年1月11日第234回地震調査委員会資料 『2011年12月の地震活動の評価』