12月10日 オホーツク海南部の地震の震度分布
震度分布は震央を中心とした同心円状になることが多いが、この地震の場合、震央から離れたところでも太平洋側の地域ではよく揺れている(異常震域と呼ばれることがある)。
これは、この地震が日本列島の下に東側から沈みこんでいる海洋プレート(太平洋プレート)の深い場所で発生した地震であり、海洋プレート内では地震波が効率よく伝わるために起こる現象である。
気象庁
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平成24年1月11日第234回地震調査委員会資料 『2011年12月の地震活動の評価』
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