1月23日 福島県沖の地震



2012年1月23日20時45分に福島県沖の深さ52kmでM5.1の地震(最大震度5弱)が発生した。この地震の発震機構は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した。
今回の地震の震源近傍では、翌24日17時07分にM4.0の地震(最大震度3)、26日21時22分にM4.2の地震(最大震度2)が発生した。

1997年10月以降のM3.0以上の活動を見ると、今回の地震の震源付近(領域b)では、2011年3月11日の「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」発生以降、地震活動が活発化し、2011年8月12日にはM6.1の地震(最大震度5弱)が発生した。また、少し深いところでは、2011年7月31日にM6.5の地震(最大震度5強)も発生している。7月31日の地震は太平洋プレート内部で発生した地震である。
2011年3月11日以降、福島県沖から茨城県沖にかけての領域では、今回の地震が発生したような太平洋プレートと陸のプレートの境界及びその付近だけでなく、陸のプレート内でも地震活動が活発化した。また、より浅い福島県浜通りから茨城県北部にかけての地殻内でも、2011年4月11日にM7.0の地震(最大震度6弱)が発生するなど、活発な地震活動が見られている。


気象庁
平成24年2月9日第235回地震調査委員会資料 『2012年1月の地震活動の評価』