9月17日 岩手県沖の地震



2011年9月17日04時26分に岩手県沖でM6.6の地震(最大震度4)が発生した。この地震の発震機構(CMT解)は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した。
この地震は平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の余震域内の北端で発生した。今回の地震の震央周辺(領域a)では、2011年3月以降、M6.0以上の地震が2回発生していた。
今回の地震の発生後、領域a内ではM5.0以上の地震が9月18日までに8回発生した。このうち規模が最大のものは、17日06時08分に三陸沖で発生したM6.1の地震(最大震度3)である。19日以降、M5.0以上の地震は発生しておらず、活動は徐々に減衰している(9月末現在)。

1994年12月28日に発生した平成6年(1994年)三陸はるか沖地震(最大震度6)の余震分布(本震から約1ヶ月以内に発生した地震の分布)と比較すると、今回の地震の震央はこの地震の余震域内にある。また、1923年8月以降の活動を見ると、今回の地震の震央周辺ではこれまでにもM7.0を超える地震が発生している。


気象庁
平成23年10月7日第231回地震調査委員会資料 『2011年9月の地震活動の評価』