12月2日 石狩地方中部の地震



2010年12月2日06時44分に石狩地方中部の深さ3kmでM4.6の地震(最大震度3)が発生した。この地震の発震機構は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。この地震の後、震度1以上を観測する地震が6回発生している(12月31日現在)。この地震により建物破損や斜面崩落などの被害があった(札幌市清田区、北広島市による)。札幌管区気象台が実施した現地調査によると、震源に近いところでは局所的に震度4〜5弱相当の揺れがあったものと推定される。
2001年10月以降の活動を見ると、今回の地震の震央付近(領域a)では、2010年10月20日から10月24日と11月20日から11月24日にややまとまった地震活動があった。これらの活動以前にはM3.0以上の地震は発生していなかった。
1923年8月以降の活動を見ると、今回の地震の震央周辺(領域b)では、M5.0以上の地震が2回発生しているが、M6.0以上の地震は発生していない。なお、今回の地震の震央付近では1951年7月18日に震度3を観測する地震(参考値:M4.5)が発生している。


気象庁
平成23年1月11日第217回地震調査委員会資料 『2010年12月の地震活動の評価』