12月3日 九十九里浜付近の地震



2011年12月3日05時55分に九十九里浜付近の深さ22kmでM5.2の地震(最大震度4)が発生した。この地震の発震機構は北北西−南南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した地震であった。この地震の震源付近(領域b)は、2011年10月下旬から活発な地震活動が観測されている領域である。
1997年10月以降の活動を見ると、今回の地震の震源付近(領域b)では、M5.0以上の地震は2007年8月18日に発生したM5.2の地震(最大震度4)が最近だが、この活動前の約2年間、M3.0以上の地震が発生していない時期があった。

1923年8月以降の活動を見ると、今回の震央付近(領域c)では、M6.0以上の地震が3回発生している。そのうち、1987年12月17日に発生した地震(M6.7)では、死者2人、負傷者161人、住家全壊16棟、住家一部破損7万余等の被害が生じた。(「理科年表」による)。

情報発表に用いた震央地名は〔千葉県南部〕である。


気象庁
平成23年12月9日第233回地震調査委員会資料 『2011年11月の地震活動の評価』