福島県浜通りから茨城県北部の地震活動



福島県浜通りから茨城県北部にかけての地殻内では、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の発生以降、地震活動が活発化している。これまでに発生した最大の地震は2011年4月11日に福島県浜通りの深さ6kmで発生したM7.0の地震(最大震度6弱)である。この地震により死者4人、負傷者10人の被害を生じた(総務省消防庁による)。この地震活動で発生している地震の多くは正断層型の発震機構である。活動は全体として、4月頃までと比べると低下してきている。
2011年11月には、20日10時23分に茨城県北部の深さ9kmでM5.3の地震(最大震度5強)が発生した。この地震の発震機構は東北東−西南西方向に張力軸を持つ正断層型であった。この地震により負傷者1人の被害を生じた(総務省消防庁による)。この地震の発生後、震源付近(領域d)では地震活動がより活発になった。


気象庁
平成23年12月9日第233回地震調査委員会資料 『2011年11月の地震活動の評価』