平成23年(2011年)3月19日茨城県北部の地震(M6.1)に関する合成開口レーダー解析結果



平成23年(2011年)3月19日18時56分,茨城県北部で発生した地震(M6.1)に関する,「だいち」PALSARデータの解析結果を示す.

■ 地殻変動の特徴
1) 地殻変動は北茨城市から西十数kmの領域に集中しており,最大約40cmの衛星−地表聞の距離伸張が観測された.
2) 最大の地殻変動が観測される領域では,変位の不連続が認められる.
3) 干渉画像をもとに矩形断層一様すべりの震源断層モデル(2枚のセグメントを仮定)を構築した.主な特徴として,南西傾斜の断層面(傾斜角60〜70°),北北西(北西)−南南東(南東)方向の走向,正断層型の断層運動,最大変位域の直下のごく浅部に局所的な滑り,等が挙げられる.


国土地理院
平成23年4月11日第224回地震調査委員会資料 『2011年3月の地震活動の評価』