12月16日 土佐湾の地震



2009年12月16日14時12分に土佐湾の深さ31kmでM4.6の地震(最大震度4)が発生した。発震機構は南北方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、フィリピン海プレート内部で発生した地震である。余震活動は観測されていない。
1997年10月以降の活動を見ると、今回の地震の震央付近(領域a)では、M4.0以上の地震は発生していなかった。

1923年8月以降の活動を見ると、今回の地震の震央付近(領域c)では、1946年の南海地震(M8.0)の後やや活発であったが、その後は静穏に推移している。


気象庁
平成22年1月12日第205回地震調査委員会資料 『2009年12月の地震活動の評価』