4月29日 青森県東方沖の地震
2008年4月29日14時26分に青森県東方沖でM5.7(深さ62km、最大震度4)の地震が発生した。この地震は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。余震は2日程度でほぼ収まった。
1997年10月以降の活動を見ると、今回の地震の震源付近(領域b)では2007年5月19日のM5.3(深さ68km、最大震度4)などM5を超える地震が時々発生している。
1923年8月以降の活動を見ると、今回の地震の震源付近(領域c)では1951年10月18日にM6.6の地震(最大震度4)などM6クラスの地震が時々発生している。また、周辺では1968年の十勝沖地震(M7.9)や1994年の三陸はるか沖地震(M7.6)などM7を超える地震が発生している。
気象庁
【平成20年5月12日第181回地震調査委員会資料 『2008年4月の地震活動の評価』】