2008年6月の全国の地震活動(マグニチュード4.0以上)


6月14日に岩手県内陸南部でM7.2の地震が発生し、最大震度6強を観測した。気象庁はこの地震を「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」と命名した。この地震の最大余震は、同日に発生したM5.7(最大震度5弱)であった。

6月1日にフィリピン北部〔フィリピン付近〕でM6.2(最大震度1)の地震があった。

(上記期間外)
7月5日に茨城県沖でM5.2(最大震度5弱)の地震があった。
7月8日に沖永良部島付近〔沖縄本島近海〕でM6.1(最大震度5弱)の地震があった。

〔 〕は気象庁が情報発表に用いた震央地名

[図中に日時分、マグニチュードを付した地震はM5.0以上の地震、またはM4.0以上で最大震度5弱以上を観測した地震である。また、上に表記した地震はM6.0以上、またはM4.0以上で最大震度5弱以上を観測した地震である。]

※注
M:マグニチュード
N:地震の発生個数(M4以上の地震)
depth:震源の深さ
記号の凡例は左が地震の大きさ,右が震源の深さを示す。


気象庁・文部科学省
(気象庁作成資料には、防災科学技術研究所や大学等関係機関のデータも使われています)
平成20年7月11日第185回地震調査委員会資料 『2008年6月の地震活動の評価』