静岡県西部の地震活動
静岡県西部で、2008年1月27日10時33分にM4.1(深さ17km、最大震度3)、同日10時53分にM4.2(深さ16km、最大震度2)の地震が発生した。発震機構はいずれも、東西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型であった。この地震以後、2日間程度地震活動が活発となった。
今回の地震の震源付近の地殻内(領域b)では、2007年11月12日頃から地震活動が発生している。2008年1月に入り地震活動は一旦落ち着いてきていたが、1月中旬から地震発生数がやや増加し、これまでの最大となる今回の地震が発生した。
気象庁
【平成20年2月8日第178回地震調査委員会資料 『2008年1月の地震活動の評価』】