東北地方の地震活動の静穏化


2007年に入ってから、東北地方の太平洋側の地震活動が著しく低下している。
震央分布図には1997年10月以降のM5.0以上の地震をプロットした。このうち矩形で囲まれた領域では地震活動経過図で見るように、本年1月以降、M5.0以上の地震が全く発生していない状態が続いている。

1923年以降のM5.0以上の活動について同様に見てみると、これまでにも静穏化したこと(地震活動指数が0)があった。


気象庁
平成19年11月12日第175回地震調査委員会資料 『2007年10月の地震活動の評価』