4月16日 父島近海の地震
2007年4月16日09時55分に父島近海の深さ47kmでM5.1(最大震度3)の地震が発生した。発震機構(CMT解)は東北東−西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型であった。父島近海では5月5日16時51分にもM4.8(最大震度3)の地震が発生している。
今回の地震の震央付近では、2005年2月10日にM6.5(最大震度2)、2006年10月24日にM6.8(最大震度2)の地震が発生するなど、M6.0以上の地震が時々発生している。今回の地震の震央近傍では2001年12月23日にM6.1(最大震度2)の地震が発生している。(
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1923年8月以降の活動を見ると、父島周辺の海域では、M6.0以上の地震が度々発生している。最大は1934年2月24日のM7.1の地震である。(
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気象庁
【平成19年5月9日第168回地震調査委員会資料 『2007年4月の地震活動の評価』】