2月16日、18日 岐阜県美濃中西部の地震
2006年2月16日23時10分に岐阜県美濃中西部の深さ14kmでM4.4(最大震度4)の地震が発生した。余震活動は低調であったが、18日16時21分にもM4.1(深さ13km、最大震度4)の地震が発生した。発震機構はいずれも西北西−東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、付近では良く見られるタイプである。
今回の地震の震源付近には濃尾断層帯がある。(
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今回の地震の震央付近では、1891年10月28日にM8.0の地震(濃尾地震)が発生するなど、M6.0以上の地震が3回発生しているが、1923年以降では、M5.0を超える規模の地震は発生していない。(
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気象庁
【平成18年3月8日第153回地震調査委員会資料 『2006年2月の地震活動の評価』】