5月12日 根室半島南東沖の地震


2006年5月12日01時09分に根室半島南東沖の深さ56kmでM5.0(最大震度3)の地震が発生した。
発震機構(CMT解)は、北西−南東方向に圧力軸を持つ型で、太平洋プレートの沈み込みに伴い発生した地震である。
5月31日現在、余震は観測されていないい。(図A

1923年8月以降の活動を見ると、この付近では、「1973年6月17日根室半島沖地震」(M7.4、最大震度5)が発生している。また今回の地震の西約50km付近では、2004年11月29日にM7.1の地震(最大震度5強)が発生するなど、M7程度の地震が時々発生している(図B)。


気象庁
平成18年6月14日第156回地震調査委員会資料 『2006年5月の地震活動の評価』