6月13日 十勝支庁中部の地震
2006年6月13日11時40分に十勝支庁中部の深さ86kmでM4.7(最大震度4)の地震が発生した。発震機構は、太平洋プレートの沈み込む方向に張力軸を持つ型で、沈み込む太平洋プレートの内部で発生した地震と考えられる。なお、余震は発生していない。
この周辺では、「平成15年(2003年)十勝沖地震」の発生以後、地震活動が活発化した地域があったが、領域bではその傾向は見られない。(
)。
1923年8月以降、この周辺ではM6クラスの地震は度々発生しているが、M7を超える地震は1962年に発生したM7.1の地震のみとなっている。(
)
気象庁
【平成18年7月12日第157回地震調査委員会資料 『2006年6月の地震活動の評価』】