2月1日 伊予灘の地震


2006年2月1日12時15分に伊予灘の深さ46kmでM4.3(最大震度3)の地震が発生した。発震機構は東西方向に張力軸を持つ正断層型で、フィリピン海プレート内部の地震である。M1.0程度のごく小さな余震が数回観測された。
今回の地震の震源付近では、M4〜5程度の地震が時々発生している。最近では2005年9月4日にM4.3(最大震度3)の地震が発生している。(図A

1923年8月以降の活動をみると、今回の地震の付近では、M6前後の地震が数回発生しているが、1968年8月6日のM6.6の地震以降、M6クラスの地震は発生していない。(図B


気象庁
平成18年2月8日第152回地震調査委員会資料 『2006年1月の地震活動の評価』