2006年2月3日 茨城県沖の地震
2006年2月3日13時37分に茨城県沖でM5.9(最大震度3)の地震が発生した。発震機構(CMT解)は北西−南東方向に圧軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートの沈み込みに伴う地震である。余震活動は、3日15時10分にM5.3(最大震度2)の地震が発生するなど、本震の直後にM5.0前後の地震が4回発生したが、その後次第に減衰してきている。今回の地震の震源付近では、M5.0〜6.0クラスの地震が年に1回程度発生している。(
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1923年以降、今回の地震の震央付近(領域b)ではM7.0以上の地震が3回観測されており、最近では1982年7月23日にM7.0(最大震度4)の地震が発生している。(
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気象庁
【平成18年2月8日第152回地震調査委員会資料 『2006年1月の地震活動の評価』】