12月9日 オホーツク海南部の地震


2006年12月9日23時48分にオホーツク海南部の深さ438kmでM5.9(最大震度2)の地震が発生した。発震機構(CMT解)は、東西方向に圧力軸を持つ型で、太平洋プレート内部の深いところで発生した地震である。12月11日現在、余震は観測されていない。
今回の地震の震源付近では2002年11月17日にM7.0(深さ496 km、最大震度3)の地震が発生している。(図A

1923年8月以降の活動を見ると、今回の地震の震源付近では、1924年5月28日にM7.1の地震、2002年11月17日にM7.0の地震が発生するなど、M6以上の地震が時々発生している。(図B


気象庁
平成18年12月13日第162回地震調査委員会資料 『2006年11月の地震活動の評価』