8月7日 父島近海の地震


2006年8月7日03時16分に父島近海でM6.2(最大震度2)の地震が発生した。今回の地震の震央は伊豆小笠原海溝軸よりも東側に位置している。発震機構は北東−南西方向に張力軸を持つ正断層型であった。7日14時27分にはM4.4の余震が観測されている。
今回の地震の震央付近では、2005年2月10日にM6.5(最大震度2)の地震が発生している。(図A

1923年8月以降の活動を見ると、父島周辺の海域では、M6.0以上の地震が度々発生している。最大は1934年2月24日のM7.1の地震である。(図B


気象庁
平成18年8月9日第158回地震調査委員会資料 『2006年7月の地震活動の評価』