7月6日 宮城県仙台市付近〔宮城県北部〕の地震
2006年7月6日06時11分に宮城県仙台市付近〔宮城県北部〕の深さ11kmでM4.3(最大震度4)の地震が発生した。発震機構は北北西−南南東方向に圧力軸を持つ逆断層で、この付近で発生する地震によく見られる型である。余震は数日で収まった。
この付近では、1998年9月15日に、今回の地震とほぼ同じ発震機構を持つM5.2の地震が発生している。(
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1923年8月以降、領域cの周囲ではM6.0を超える地震が4回観測されているが、領域cではM6.0を超える地震は観測されていない。(
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〔 〕内は気象庁が情報発表に用いた震央地域名
気象庁
【平成18年8月9日第158回地震調査委員会資料 『2006年7月の地震活動の評価』】