12月2日 茨城県南部の地震


2005年12月2日21時54分に茨城県南部の深さ50kmでM4.2(最大震度3)の地震が発生した。発震機構は北西−南東方向に圧力軸を持つ逆断層型であり、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。今回の地震の震源付近には活発な地震活動域があり、最近では2005年2月16日にM5.3(最大震度5弱)、10月16日にM5.1(最大震度4)の地震が発生している。(図A

1923年8月以降、今回の地震の震央付近ではM6.0以上の地震が4回観測されているが、1985年10月4日のM6.0(最大震度5)の地震以降、M6.0以上の地震は発生していない。(図B


気象庁
平成17年12月14日第150回地震調査委員会資料 『2005年11月の地震活動の評価』