福岡県西方沖の余震活動(M≧3.0)の推移


2005年3月20日に発生した福岡県西方沖の余震活動の推移をみてみた。M−T図からわかるように3月28日以降、M3.0以上の余震はほぼ1日に1回程度まで減っていたが、4月4日からやや増加がみられた。また、4月10日20時34分にはM5.0の余震が発生した。
4月11日までのデータを用いて改良大森公式とグーテンベルク・リヒターの式から予測すると、M3.0以上の余震はすでに1日あたり1回以下(4月8日に1日あたり1回程度)となっており、23日頃には2日に1回程度となる。
なお、M3.0の余震は、陸に近いところで発生した場合震度3程度の揺れを観測している。


気象庁
平成17年4月13日第141回地震調査委員会資料 『福岡県西方沖の地震活動の評価』