9月5日 東海道沖の地震


2004年9月5日19時07分に東海道沖でM6.9(最大震度5弱)の地震が発生した。さらに、その約5時間には、M7.4(最大震度5弱)の地震が発生した。発震機構(CMT解)は、いずれも南北方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレート内部の地震と考えられる。この地震に伴い、串本で高さ0.9m、神津島で高さ0.8mの津波を観測している。
今回の活動の周辺では、1944年12月7日に東南海地震(M7.9)、1946年12月21日に南海地震(M8.0)の地震が発生している。


気象庁
平成16年9月6日第130回地震調査委員会資料 『紀伊半島南東沖の地震活動の評価』