「平成15年(2003年)十勝沖地震」の余震活動


平成15年(2003年)十勝沖地震の余震活動は、引き続き減衰傾向と考えられる。
8月17日12時01分に十勝沖の深さ47kmでM5.1(最大震度2)の地震が発生した。この地震は平成15年(2003年)十勝沖地震の余震域の南西側で発生した。この地震の発震機構は、本震の逆断層型とは異なり、東北東−西南西方向に張力軸を持つ正断層型であった。
また、ほぼ同じ場所で同日12時25分に深さ43kmでM4.6(最大震度1)、13時16分に深さ49kmでM4.9(最大震度2)、13時25分に深さ47kmでM4.7(最大震度2)の地震が続けて発生した。


気象庁
平成16年9月8日第131回地震調査委員会資料 『2004年8月の地震活動の評価』