5月29日 福島県沖の地震
2004年5月29日12時47分に福島県沖の深さ38kmでM5.9(最大震度3)の地震が発生した。発震機構(CMT解)は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界の地震である。この付近では典型的な型である。余震活動は2日間で収まっている。今回の地震は、1936年及び1978年の宮城県沖地震(ともにM7.4)、1938年の福島県東方沖地震(M7.5)、2003年10月31日の地震(M6.8)のほぼ中間に位置している。