平成15年(2003年)十勝沖地震の余震活動
平成15年(2003年)十勝沖地震の余震活動は、引き続き減衰傾向と考えられるが、3月中旬以降M5を越える地震が6回発生するなどやや数の多い状態となっている。5月6日にM5.7(最大震度3)の余震があった。その3分前にほぼ同じ場所でM5.4(最大震度2)の余震があった。5月6日(M5.7)の地震の発震機構は北西−南東に圧力軸を持つ逆断層型で、その地震の付近で4月12日に発生した地震や本震とほぼ同様の型であった。