6月8日 紀伊水道の地震
2004年6月8日08時05分に紀伊水道の深さ8kmでM4.5(最大震度3)、その約1時間後の09時04分にM4.3(最大震度3)の地震が発生した。発震機構は、いずれも東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、この地域では典型的である。余震活動は1週間程度で収まり、現在は通常の活動に戻っている。この地域は普段から地震活動が活発で、今回の活動はその中でも北西端に位置する。
1923年8月以降、M4以上の地震は1年に2回程度の割合で発生しているが、M6を超えるものはみられない。
気象庁
【平成16年7月14日第128回地震調査委員会資料 『2004年6月の地震活動の評価』】