6月20日 八丈島近海の地震
2004年6月20日14時39分に八丈島近海の深さ65kmでM5.1(最大震度3)の地震が発生した。発震機構は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界の地震と考えられる。
今回の地震は、普段から地震活動が多くみられる地域で発生している。
今回の地震の南東約40kmでは、1972年2月にM7.0(最大震度5)、同年12月にM7.2(最大震度6)の1972年12月4日八丈島東方沖地震が発生し、前者は布良で高さ23cm、後者は串本で高さ35cmの津波をそれぞれ観測した。
気象庁
【平成16年7月14日第128回地震調査委員会資料 『2004年6月の地震活動の評価』】