7月12日 兵庫県南西部の地震


2004年7月12日21時45分に兵庫県南西部の深さ11kmでM3.9(最大震度3)の地震が発生した。発震機構は、東北東−西南西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、この付近でよく見られる型である。今回の地震は山崎断層帯付近で発生し、地震調査委員会が評価した山崎断層帯主部の走向およびずれの向き(左横ずれ)と整合している。
なお、この付近では1923年8月以降、10年に1回程度の割合でM5.0以上の地震が発生しているが、最近は1984年5月30日のM5.6の地震以降発生していない。


気象庁
平成16年8月11日第129回地震調査委員会資料 『2004年7月の地震活動の評価』