7月17日 房総半島南東沖の地震


2004年7月17日15時10分に房総半島南東沖の深さ69kmでM5.5(最大震度4)の地震が発生した。発震機構(CMT解)は、東西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、太平洋プレートの沈み込みに伴う地震である。余震活動は徐々に減衰している。
この付近では、1935年6月にM5.9を最大とするまとまった活動がみられた。また、最近では、昨年9月20日に房総半島の南東端の深さ70kmでM5.8(最大震度4)の地震が発生している。


気象庁
平成16年8月11日第129回地震調査委員会資料 『2004年7月の地震活動の評価』