「平成15年(2003年)十勝沖地震」の余震活動


平成15年(2003年)十勝沖地震の余震活動は、引き続き減衰傾向と考えられる。
7月29日13時08分に十勝支庁南部の深さ50kmでM4.7(最大震度3)の地震が発生した。この地震は平成15年(2003年)十勝沖地震の余震で、その余震域の西側で発生した。この地震の発震機構は北北西−南南東方向に圧力軸を持つ逆断層型であった。
4日21時31分に浦河沖の深さ62kmでM4.9(最大震度3)の地震があった。
7日23時13分に根室半島南東沖の深さ49kmでM5.0(最大震度2)の地震があった。
27日17時44分に釧路沖の深さ86kmでM4.6(最大震度3)の地震があったが、これは太平洋プレート内部の地震であった。


気象庁
平成16年8月11日第129回地震調査委員会資料 『2004年7月の地震活動の評価』