平成13年3月26日
地震調査研究推進本部
地震調査委員会

安芸灘の地震活動の評価


○ 3月26日5時41分頃安芸灘の深さ約50km(暫定)で、マグニチュード〔M)5.2(暫定)の地震が発生し、広島県南部の一部の地域で最大震度5強を観測した。これは、3月24日に安芸灘の深さ約50kmで発生したM6.4(暫定)の地震の余震であり、これまで余震が発生していた領域の中で発生したものである。

○ 余震活動は、昨日(3月25日)の評価結果時点と大きく変わる傾向は見られない。

○ 今後も、M5程度の余震が発生する可能性がある。そのような地震が発生した場合には、広島県を中心にして震度4となると考えられ、地域によってはそれよりさらに大きな震度となる可能性もある。