こうしたプレート理論(りろん)のもとになる大陸移動説(たいりくいどうせつ)を最初にとなえたのは、ドイツの気象(きしょう)学者ウェゲナー。
彼は世界地図をみているとき南米大陸の東とアフリカ大陸の西の海岸のかたちがにていることに気づいた。
これをきっかけに大陸が移動したと考え、世界中の動植物、化石、氷河(ひょうが)あとなどのデータを集め、現在の各大陸はかつて一つの大陸(パンゲア大陸)であり、その後、分裂(ぶんれつ)・移動していったという「大陸移動説」を発表した。
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