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歴史の資料によって知られている地震

日本の地震活動 」では、器械を用いた近代的な地震観測が開始される以前に発生した地震のうち、歴史の資料(古文書等)に記述されている地震(歴史地震とも言う)のことを意味している。

歴史の資料の質や量は、時代や地域によって異なるので、全国的に均質に地震が知られているわけではない。例えば、古くから都のあった近畿地方では歴史の資料が豊富であり、数多くの地震が知られている。一方、歴史の資料が比較的少ない地方では、知られている地震の数が少ない場合があるが、必ずしもその地方で発生した地震が少ないことを意味するわけではない。また、記録漏れによって実際には存在した地震が知られていない場合や、誤った記録によって実際には存在しなかった地震が知られている場合がある。

一方、トレンチ調査や遺跡発掘調査などで発見された、断層や液状化跡などの地震の痕跡は、歴史の資料がない時代に発生した地震を知る手がかりとなる。これらの地震と歴史の資料によって知られている地震を含めて、古地震と言うこともある。

また、歴史の資料によって知られている地震の震源や震源域は、被害状況や津波の状況などを基にして推定されるので、誤差が比較的大きい。古い地震のマグニチュードは、被害が及んだ範囲などから推定されている。

日本で、全国的に器械を用いた近代的な地震観測が行われたのは、1885年以降であり、まだ約100年しか経っていない。地震の繰り返し間隔は、プレート間地震のような短いものでも100年以上、陸域の活断層で発生する地震については1,000年以上であるので、日本の地震活動の特徴を把握するためには、歴史の資料などによる地震の情報は非常に重要である。

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