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  1. 都道府県ごとの地震活動
  2. 中国・四国地方の地震活動の特徴
  3. 岡山県の地震活動の特徴

岡山県の地震活動の特徴

 岡山県に被害を及ぼす地震は、主に陸域の浅い場所で発生する地震と、南海トラフ沿いで発生する地震です。

   岡山県とその周辺の主な被害地震   (図をクリックすると拡大表示)
岡山県とその周辺の主な被害地震  岡山県内で発生した規模の大きい地震は、鳥取県との県境付近で1711年の地震(M6 1/4)の他にはほとんど知られていません。この地震では、現在の鳥取県で死者4人の被害が生じ、岡山県内でも家屋の全潰118棟などの被害がありました。
 岡山県北東部には、兵庫県から山崎断層帯が延びてきています。この断層帯のうち兵庫県内にある山崎断層帯の主部北西部区間では、868年に播磨の地震(M7.1)が発生し、岡山県にも大きな被害が生じました。
 1927年の北丹後地震(M7.3)や1943年の鳥取地震(M7.2)などのように周辺地域で発生した地震によっても被害を受けたことがあります。また、遠く宮崎県西部における深い場所で発生した地震(1909年、M7.6、深さは約150kmと推定)でも、県内で全壊家屋が出るなどの被害が生じました。2016年10月21日には、鳥取県中部でM6.6の地震が発生し、鳥取県内で最大震度6弱、岡山県内で最大震度5強の揺れを観測しました。岡山県内では、負傷者3名などの被害が生じました(平成29年1月26日現在、消防庁調べ)。
 岡山県では、南海トラフ沿いで発生した巨大地震のなかで、四国沖から紀伊半島沖が震源域となる地震で、強い揺れによる大きな被害を受けたことがあります。例えば、1946年の南海地震(M8.0)では、児島(こじま)湾北岸や高梁(たかはし)川下流域などの県南部で被害が大きく、死者51名や家屋全壊などの被害が生じました。また、この地震に伴う津波が観測されましたが、被害はほとんどありませんでした。また、1707年宝永地震による津波は瀬戸内海にも及び、沿岸部の塩田や水田に被害が及びました。
 岡山県の主要な活断層には、県東部から兵庫県南東部まで延びる山崎(やまさき)断層帯があります。また、県西部には長者ヶ原-芳井断層があります。
 岡山県周辺に震源域のある海溝型地震はありませんが、前述のように、南海地震で被害を受ける可能性もあります。
 岡山市や倉敷市はやや軟弱な地盤の影響で、地震が発生したときには、周辺の地域に比べて揺れが大きくなる可能性があります。
 県内の瀬戸内海沿岸の14市町は、南海トラフの地震で著しい地震災害が生じるおそれがあり、「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。

【 岡山県周辺の活断層と海溝で起こる地震 】 【 岡山県に被害を及ぼした主な地震 】 【 リンク 】

○岡山県周辺の活断層と海溝で起こる地震  [上に戻る]

地震 マグニチュード 地震発生確率
(30年以内)

【地震発生確率値の留意点】
海溝型地震
南海トラフ 南海トラフで発生する地震 8~9クラス 70%程度
日向灘および
南西諸島海溝
周辺
安芸灘~伊予灘~豊後水道 6.7~7.4 40%程度
内陸の活断層で発生する地震
鹿野-吉岡断層 7.2程度 ほぼ0%
日南湖断層 6.7程度 不明
岩坪断層 6.5程度 不明
山崎断層帯 那岐山断層帯 7.3程度 0.07%~0.1%
主部 (北西部) 7.7程度 0.09%~1%
主部 (南東部) 7.6程度 0.03%~5%
草谷断層 6.7程度 ほぼ0%
長尾断層帯 7.1程度 ほぼ0%
中央構造線断層帯 金剛山地東縁 6.9程度 ほぼ0%~5%
和泉山脈南縁 7.6~7.7程度 0.07%~14%
紀淡海峡−鳴門海峡 7.6~7.7程度 0.005%~1%
讃岐山脈南縁−石鎚山脈北縁東部 8.0程度 ほぼ0%-0.4%
石鎚山脈北縁 7.3~8.0程度 ほぼ0%~0.4%
石鎚山脈北縁西部−伊予灘 8.0程度
もしくはそれ以上
ほぼ0%~0.4%
  (算定基準日: 2017年1月1日)


○岡山県に被害を及ぼした主な地震  [上に戻る]

西暦(和暦) 地域(名称) 主な被害(括弧は全国での被害)
868年8月3日
(貞観10)
播磨・山城 7.1 (播磨諸郡の官舎・諸定額寺の堂塔ことごとく頽れ倒れた。)
1707年10月28日
(宝永4)
(宝永地震) 8.6 住家全壊や液状化あり。津波で塩田などに被害。
1710年10月3日
(宝永7)
伯耆・美作 6.5 美作で死者2人、住家倒壊200棟余。
1854年12月24日
(安政元)
(安政南海地震) 8.4 大地震の際に津波があった。
1946年12月21日
(昭和21)
(南海地震) 8.0 県南部で被害が大。死者51人、負傷者187人、住家全壊478棟。
2000年10月6日
(平成12)
(平成12年(2000年)
鳥取県西部地震)
→【地震本部の評価】
7.3 負傷者18人、住家全壊7棟。
2001年3月24日
(平成13)
(平成13年(2001年)
芸予地震)
→【地震本部の評価】
6.7 負傷者1人。
2013年4月13日
(平成25)
淡路島付近
→【地震本部の評価】
6.3 負傷者1人(平成25年5月14日現在、消防庁調べ)。
2016年10月21日
(平成28)
鳥取県中部
【地震本部の評価】
→平成28年10月22日公表
→平成28年11月10日公表
6.6 負傷者3人(平成29年1月26日現在、消防庁調べ)。


○リンク  [上に戻る]

 地震動予測地図等

  • 全国地震動予測地図
    「全国地震動予測地図」 のページです。
  • 地震ハザードステーション(J−SHIS)
    防災科学技術研究所の地震ハザードステーション(J−SHIS)です。地震動予測地図の各種地図の閲覧、数値データ等のダウンロードが可能です。
  • 長周期地震動予測地図
    将来ある特定の地震が発生した際に生じる長周期地震動の揺れの強さや性質を予測した地図です。
  • 強震動評価
    ある特定の震源断層に着目して、そこで地震が発生した場合に周辺の地域がどの程度の強い揺れに見舞われるかを示した地図です (震源断層を特定した地震動予測地図)。
  • 長周期地震動予測地図作成等支援事業
    文部科学省では、「新しい総合的かつ基本的な施策」(地震調査研究推進本部,2009)の中で今後推進すべき研究とされた長周期地震動について、平成22年度から研究機関に委託して調査研究を行っています。
  • 南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト
    文部科学省では、南海トラフから南西諸島海溝域までの震源モデルを構築、地震・津波の被害予測とその対策、発災後の復旧・復興対策を検討し、地域の特性に応じた課題に対する研究成果の活用を推進させるため、平成25年度より研究機関に委託して研究プロジェクトを実施しています。
  • 東海・東南海・南海地震の連動性評価研究プロジェクト
    東海・東南海・南海地震については、今後30年以内の発生確率が非常に高く、これら3つの地震は将来連動して発生する可能性も高いことから、これら3つの地震の時空間的な連動性を評価するため、海底稠密地震・津波・地殻変動観測や物理モデルの構築、シミュレーション研究、強震動・津波予測、被害想定研究等を総合的に行っています。
  • 内閣府 東南海・南海地震対策
    内閣府の東南海・南海地震対策のページです。
  • 内閣府 南海トラフ巨大地震対策
    内閣府の南海トラフ巨大地震対策のページです。

 活断層評価等

 地震活動等

 地方自治体等

  • 岡山地方気象台
    岡山地方気象台のページです。岡山県の地震活動等の情報を閲覧することができます。
  • 岡山県
    岡山県の総合防災情報システムのページです。危機管理課のページでは、地域防災計画や過去の災害資料などを閲覧できます。
  • 岡山市
    岡山市の防災・消防のページです。防災マップ等を閲覧できます。


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