琵琶湖北東部の地震活動


琵琶湖北東部では6月ころから地震活動がやや活発化しており、とくに7月27日夜から29日朝にかけてM3クラス2回を含む8回の地震が観測されていた。

同付近の過去の地震活動としては,1909年 8月14日の姉川地震(M 6.8)がある。

1988年から1993年までの5年間(下左図)と1994年からl995年までの2年間(下右図)の地震数はほほ同数だが、矩形領域内の地震数は後者の方が多くなっている。矩形領域の活動レベルが1994−95年に相対的に高くなっていたことが分かる。なお、年間あたりの地震数が増加したのは1994年以降地震検知力が向上したためと考えられる。


気象庁


1996年7月の地震活動について