伊豆大島近海(新島付近)の地震活動について


17日09時過ぎから伊豆大島近海(新島付近)で地震活動が活発化し、17日12時50分(M:4.0深さ2km)と13時21分(M:4.0、深さ5km)の地震で、新島村役場ではいずれも震度4であった。気象庁では東京消防庁の協力を得て17日に地震機動観測班を新島に派遣し、震度計を設置して観測監視体制の強化を図った。しかし、地震活動は1日足らずのうちに急速に低下し23日には全く観測されなくなった。その後24日21時過ぎから25日朝にかけ再び活動が活発化し、24日21時から25日06時までの間に29回(うち有感4回)の地震を銑測した(図1、図2、図3及び表1参照)。また、新島では31日24時までに264回(うち気象庁観測点において有感26回)の地震を観測した。


気象庁


1996年7月の地震活動について