防災教育支援推進ポータル
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防災教育の体系化と実践の広がり


1.目 的
 本業務は、地域内の防災教育の体系化と地域を越えた実践の広がりを目的とする。このため、「防災教育開発機構」構成機関(兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、神戸学院大学、兵庫県立舞子高等学校及び(財)ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センター)が中心となって、大震災を体験した地域における豊富な蓄積を活かし、既存の防災教育教材やプログラムに関する情報整理を行い、防災科学技術を活用して新たな教材等を開発する。さらに、実際に神戸市内等の学校で実践することで、より効果的な教材等を完成させ、地域報告会で披露するとともに、地域を越えて様々な方法で成果普及に努める。
2.体制・活動・成果の概要
(1)体 制
 「防災教育開発機構」を構成する5機関のうち事務局を受け持つ(財)ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センターの事業代表が、事業全体の代表(当時)となり、同機構を構成する他の4機関の事業代表が、それぞれ4つの個別テーマの責任者となった。
 事業協力機関は、防災教育開発機構を構成する5機関に加え、兵庫県・神戸市において防災教育に積極的に取り組む4機関の計9機関とする。
防災教育推進委員会については、事業協力機関の9機関それぞれの事業代表者を委員とする。

(2)活 動
 防災教育推進委員会を、平成20、21年度に各3回開催し、事業の進め方等について検討した。その際、特に、機関の間の連携の在り方について十分に議論を行った。

(3)成 果
 平成20年度は「試作版の開発」と「事業実施を通じた地域内のネットワークの確立」を目標とし、平成21年度は「全国に普及させる成果の開発」と「ネットワークの全国的広がり」を最終目標として、所要の成果をあげた。